続：願い事一つ 届け

２ヶ月くらい前から『心霊探偵 八雲』にはまっているseiranです。
ハードカバーは厳しいので、
文庫版を大人買いしてしまいました（笑

８巻発売されたから、読まなくては！

でもその前に、GH新刊ですね。

明日（今日？）こそは買いにいける時間に仕事が終わるようにしないと＞＜；


以下、１ヶ月前の小話のナルバージョンですｖｖ


うちの地元は8/7が七夕なもので。。。


 

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続：願い事一つ　届け




しまった。

そう気づいたときには、すでに日付が変わっていて、
極東の地にいる彼女のことを思い出したときには遅かった。

今回の渡英が決まったときに、
彼女の誕生日にそばにいないことは明白だったから、
麻衣が、せめて電話ができればいいのにとつぶやいたことに対して
それくらいなら、と思ったのはつい最近のことではなかったか。

部屋の窓から夜空を見上げ、そして思いつく。

そういえば、星にまつわる伝承があったな。



そう思い出し、
急に日本へ戻ることを決めた。


そして、今

寂しそうに星を見上げる彼女を見るくらいなら

さっさと帰ってくれば良かったと思う自分にあきれてしまう。



「会いたいな」


そうつぶやいた彼女に

最高の贈り物を差し上げましょう。





満点の星たちの光をあびて微笑む彼女の

ささやかな願い事をかなえるのは僕